旧盆(ウンケー)の日

盆は、シチグヮチ(沖縄本島)、ストゥガツ(宮古)、ソーロン(石垣)とも呼ばれ、
旧暦の7月13日、14日、15日の三日間にわたって行われます。
(ただし沖縄本島南部では16日までするところ、宮古では17日まで行うところもあります。)

このお盆、もともとは、先祖の霊(精霊)を家に招いて、その年の豊作に対する感謝と、 翌年でも豊作であるようにと祈願する行事でした。

お盆の行事は、各地域によって、行事の行われ方、仏壇への供え物など多少の違いがあります。
旧暦の7月7日、七夕の日に墓の掃除を行い、 焼香をして花生けなどを替えて精霊を迎える準備をします。

【13日ウンケー】

13日になると、ウンケー(お迎えの意。宮古ではンカイ、石垣ではシキルヒー)といい、
精霊をお迎えします。位牌を清め、香炉をきれいにして、仏壇には花(まさき、大まきなど)を生け、ちょうちんを飾ります。